地震から数日

今まで何をしていたかなと思いだす余裕ができたので、呟き程度にザックリとまとめておきます。

１１日（金）

・仕事中に地震発生。海沿いの道路にある会社の為、「３０分後には津波が来る可能性あり」の情報に、一斉に帰宅。現在、津波被害によりその道路は封鎖中。会社の連絡メールによると浸水などは免れた模様。
・家族の無事確認。親戚はなかなか安否の確認がとれず、夜に２人の連絡がとれていな事を把握。
・電気は地震直後にアウト。水は夜に断水。１０年以上放っておいたラジオに電池を入れて、使えたのが幸い。
・携帯は通話はできず、メールは送れるものの時間差有り。センターに問い合わせて、来ていることが分かったものも。一日で電池切れになるため連絡のみに使用をしぼり、電気が通るまでは補助充電器２つとノートPCのデータ通信用のケーブルで充電して何とか凌ぐ。電池式充電器ががあればと痛感。


１２日（土）

・家はヒビが入ったところはあるものの大きな被害はなし。２階は雪崩状態で、足の踏み場もなく、半日以上かけて片づけ。
・買い物はドラッグストアで２時間並んで、とりあえず米と菓子は購入。水、カップメン、パン等は当然売り切れ。スーパーは飲み物とカップメンなどを店頭販売している所が多かったかな？
・水は市役所に給水車が来ているとのことで行ってみたところ空振り。３時間待っても来なかったという話もあり。本部と給水車とで連絡がきちんととれていない、明日は７時から給水車を常駐すると市の職員が説明。


１３日（日）

・給水車は自衛隊のトラックと水道局の車１台。６時から並んで、９時に１０リットルの水を入手。途中から給水車の台数が増えたものの長蛇の列で、午前中に並んだ人でも１０時間待ちだったという話。
・親戚が１人、連絡がとれないままだという事が分かり、可能性のある避難所に確認を幾つか入れるも手掛かりなし。当時はまだ１万４千人近い避難者がいて、役所に問い合わせても避難所一つ一つに確認するしかないとの事。夜７時に、友人宅に身を寄せていたとの連絡があり、ホッと一息。
・ガスはプロパンだったので使えたけれど、同じ市内でも都市ガスの人は止まったまま。お米はお鍋で炊いて、蝋燭の灯りで食事。


１４日（月）

・前日と同様に３時間で水を確保。給水車は台数が増え、夕方には３０分から１時間待ちに。（並ぶタイミングもあるのでしょうけど）
・１０時に電気回復。



……で、現在に至るわけですが、水は浄水場の点検が終わったとのことで問題がなければ順次回復させるとの事。明日には来るといいなぁ……どうかなぁ……。
お風呂の水がないので、堀り固めた井戸の雨水をトイレに使っているから……これがなくなったら川に水を汲みに行こうかな。

あと問題はガソリン。金曜日の会社帰りに給油しようと思っていたので、残り少ないんですよね。都心でも不足しているようだし、どうなるんだろう。
スーパーも普通に買い物ができるようになるのはいつなのか。

２・３時間程度並ぶのは流石に慣れました。情報収集の場になったりもするので、それはそれで実りがあるし。

固定電話は使えるようになっても、電話機によっては電気がないと使えないものもあるようで、我が家は大丈夫だったものの、親戚と連絡がとれず困りました。相手の携帯は通じないし……。



常に優先事項を考えながらの生活でしたが、被害の大きかった地域の方を思えばこれぐらい頑張らねば、という気持ちは常にありました。とりあえず目の前の事を、一つ一つこなしています。

今も生死の分からない方、避難所生活をされている方、言葉にならないほどのご苦労をされている方が多い事と思います。一刻も早く、心安らかな生活に戻れるよう、お祈り申し上げます。

被害の少ない地域の方も計画停電などでご不便があるかと思いますが、頑張ってくださいね。